地域にこだわりながら美しく形づくった高断熱・高気密の住まい
東川町・Wさん宅 家族構成/夫婦30代・20代、子ども1人
「家を建てるなら、建物もインテリアも地域にもこだわりたい」。産休を利用して家づくりの準備を始めたWさんは、地域の工務店に絞って新築の依頼先を調べ始めました。そこで気になったのが新濱建設。「実際に新濱社長に会い、家づくりで目指す方向が同じだと感じて、ほかと比べることなくプランづくりをお願いしました。必要以上に背伸びをしなくてもいい予算感も安心でした」。
そう語るWさんがイメージしていたわが家像は、木を多く用い、塗り壁で仕上げた平屋ベースの建物。新濱建設は、その想いに応えるように外壁には道産カラマツ、床には自社ストックのミズナラ無垢材、幅木や廻り縁にもタモ材を用いた内装プランを提案しました。「若い私たちに長く住み続けられる良い家を提供したい。その気持ちがプランからもしっかりと伝わってきて、新濱建設と出会えたことがとても幸運に思えました」と、Wさんは当時を振り返って話します。
2024年9月、新居が完成。自然素材の温もりあふれる空間にはWさんが選んだ照明やファブリック、道産家具がしっくりとなじんでいます。断熱等級7の優れた性能を生かし、新濱建設の提案で第1種換気とガスセントラル、ビルトインエアコンによる全館暖冷房を採用。外気温の上下に影響されず、室内は常に静かで20℃を保ち、住み心地も抜群です。「住んでみて住宅性能の良さを実感しました」と、ご主人も満足そうに話してくれました。
Replan北海道147号 事例
■建築データ
□構造規模 木造(在来工法)・2階建て
□延床面積 151㎡(約45坪)(カーポート・物置含む)
□主な外部仕上げ
屋根/アスファルトシングル、外壁/カラマツ板張、建具/玄関ドア:YKK AP 断熱ドア イノベスト、窓:YKK AP 樹脂サッシ APW430
□主な内部仕上げ
床/道産ミズナラフローリング、壁・天井/ケンコート塗装
□断熱仕様 充填断熱+付加断熱
基礎/ポリスチレンフォーム(B3)100㎜、壁/高性能グラスウール24㎏105㎜+105㎜、屋根/高性能グラスウール24㎏315㎜
□暖房方式 ガスセントラル暖房・ビルトインエアコン □冷房方式 ビルトインエアコン
■工事期間 令和6年3月~9月(約6ヵ月)
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リビングドアは、Wさんが入手した地場産の造作品を施主支給した。「住まいの規格に合わせ、大工さんが丁寧に調整し、きれいに納めてくれたのも嬉しかったです」とWさん
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キッチンのコンロまわりの壁はタイル張り。背面には収納量たっぷりの造作収納カウンターが設置されている
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リビングと間仕切りなくつながるダイニングとキッチン。ダイニングテーブルは旭川、椅子は津別町の木工房の製品。高い天井下には、ビルトインエアコンの吹き出し口を設置
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リネンのカーテンを間仕切りにした大容量のウォークインクローゼットは、Wさんの要望で設けた。「ここに収納しきれなくなったら断捨離。その覚悟で設えてもらいました」とWさん
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たっぷり書籍がしまえる本棚を造作した寝室のロフトは、夫婦共有の読書室として活用中
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リビング階段を上ると、屋根裏を活用して設えた子ども部屋がある
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スペースを広く取ったユーティリティは、洗濯の一連の作業を行える。洗濯物を畳んだり、アイロンがけができる造作カウンターも設えた
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スキーとスノーボードが大好きなご主人の要望で、用具類の手入れや収納ができる趣味室を玄関横に設けた。床は水濡れに強い土間仕様、壁の一部には吸湿性のあるキリ材を張った
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シンクや鏡、水栓、照明など一つひとつWさんが吟味した造作仕様の洗面台も端正な仕上がり
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塗り壁とミズナラの木肌の優しい質感に包まれる玄関ホール。真っすぐ進んだ先には、独立型の洗面スペースとトイレがある
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カラマツ板張りのシンプルな三角屋根の外観は、Wさんのイメージどおりの仕上がり。玄関ポーチに隣接し、屋根付きの造作カーポートも設置した