丁寧な造作が生きる、木のぬくもりに包まれた高断熱・高気密の家
東神楽町・Eさん宅 家族構成/夫婦30代、子ども2人
Eさん宅の家づくりは、仕事上の都合から「期限に間に合うことが条件」でのスタートでした。数社のモデルハウスを見学するうち、時間的な条件に加えて「自分たちが本当に建てたい家はどんな家だろう?」と考えるようになったというEさんご夫妻。間取りや建材の好み、インテリアなどイメージが定まってきたころに出会ったのがシンハマホームでした。「今まで見た家の中で一番好き」と感じた奥さん。Eさんは、新濱社長と話していると「家を建てるのが本当に好きなんだな」と感じる瞬間があり、その仕事に向かう姿勢にとても共感したことも決め手になったそうです。
「リビングは正方形で、子どもたちがぐるりと走り回れる空間にしたい」「キッチンからリビング全体を見渡したい」など、断片的なリクエストがまとまり、塗り壁のホワイトと無垢材のナチュラルな色を基調にした住まいに仕上がりました。建具や収納家具のほか、キッチンの背面収納・ダイニングテーブルに椅子までもが、シンハマホームの職人の丁寧な造作によるもので、空間に統一感をもたらします。奥さんはキッチンに立つたびに、収納とパントリーの勝手の良さに感動し、Eさんは外から家に帰るたびに外気温との差に断熱・気密性の高さを実感されるそうです。
家族が寝静まったあと、吹き抜けの高い位置にある間接照明を眺めながら一息つくのがEさんの至福の時。育ち盛りの子どもたちが、いつか家につけるキズも、無垢材が「いい味」に変えてくれるだろうと思いを馳せます。
Replan北海道127号 事例
■建築データ
□構造規模 木造(新在来木造構法)・2階建て
□延床面積 142.01㎡(約43坪)
□主な外部仕上げ
屋根/オークリッジプロ30、外壁/ゼオンサイディング、建具/玄関ドア:YKK AP イノベスト、窓:樹脂サッシ(トリプルガラス)
□主な内部仕上げ
床/道産カバ材、壁・天井/ケンコート
□断熱仕様 充填断熱+付加断熱
基礎/ポリスチレンフォーム(B3)100㎜、壁/高性能グラスウール24kg105㎜+105㎜、屋根/高性能グラスウール24kg315㎜
□暖房方式 温水セントラルヒーティング
■工事期間 平成30年10月〜平成31年3月(約5ヵ月)
-
リビングの高い3連窓が明るい空間を実現。窓枠と一体型のテレビ台は床面から少し浮かせ、パソコンコーナーも設えた
-
リビングの上は勾配天井を利用した高さ5mの吹き抜けになっている
-
客間にもなる洋室から見たリビング。ソファを中心に集まっても、育ち盛りの子どもたちが自由に動ける広さ
-
2階のホールはフリースペースとして使い方の幅が広がるつくり。ウォールクライミングができる壁もアクセントに
-
造作の洗面台。家族が並んで身支度しても窮屈にならない広さを確保した
-
玄関の横には家族4人分の靴や荷物が収まる大容量のシューズクローク
-
車2台収納のカーポート。外壁はアイスカフェラテ色のツートンカラー。素材は塩ビの樹脂サイディングで、耐久年数が長く、アメリカやカナダでは普及している建材